式後の作法・マナー

【動画でわかる!】香典返しとは?何をいつ送る?金額は?

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(ドラマ【半沢直樹】のパロディ風ですが、香典返しの解説動画です)

香典返しとは香典に対するお礼としてお渡しする品のことです。
でも、いつお渡しするものでしょう?
金額の目安は? どんな種類があるの?
今回はそんな【香典返し】について解説していきます。

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香典返しとは

香典をもらった方に対して、お礼の品をお渡しする習慣です。
葬儀では参列者の方からもらうものとして主に【香典・供花供物・お淋し見舞い(お菓子やお線香など)】がありますが、これらに対してお返しの必要があるものは香典のみとなっています。
(お淋し見舞いについてはこちらをご覧ください)

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お渡しする時期

香典返しは基本的に忌明け後にお渡しします。
宗教によって忌明けの日数は異なり、

・仏教
四十九日、または三十五日
・神道
五十日(五十日祭)
・キリスト教カトリック
追悼ミサの三十日後
・キリスト教プロテスタント
召天記念日の1か月後

となっています。

即返し、当日返し

香典返しは忌明け後にお渡しするのが一般的ですが、葬儀当日にお渡しする形式もあります。
これを即返し、または当日返しと呼びます。
即返しのメリットは葬儀当日にお礼を渡すため、忌明け後に送る手配や手間が省けるということです。
ただしデメリットとしてお返しの品が基本的に一律になってしまうことと、香典の金額が大きかった方には忌明け後に差額分を改めて送る必要があります。

金額の目安

香典返しの金額は、半返しと言われています。
つまりおよそ半分から三分の一程度です。
例えば1万円のお香典をもらったとしたら、お返しは大体3000~5000円です。

何を選べばよいのか

不祝儀なもの(喜ばしい・おめでたい贈り物ではないもの)なので、使ったらなくなってしまうもののほうがよいとされています。
なので香典返しのお品として選ばれるものはお茶や珈琲、海苔や洗剤などが多いです。
また送ることの手軽さから、カタログギフトもよく活用されています。

まとめ

以上、香典返しについてでした。
香典というのが相互扶助(お互いに助け合い)の側面もあるので、助けてもらった分はこうしてしっかりとお礼をするという習慣です。
逆に最近の葬儀では香典辞退というのもあるのですが、これは香典返しの手間が省けるという面で負担が少なくなります。

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蜷川 顕太郎

蜷川 顕太郎

最後の刻も故人様らしく迎えられるように全身全霊を尽くします。

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