お葬式のギモン

【終活を始めよう】もしものときのために、準備しておくもの

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皆さんは「お葬式までに準備しておくべきもの」と聞いて、すぐに思いつくものはありますか?
今回は知っているようで知らない、もしものときのために準備しておくものを解説いたします。

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遺影写真

遺影写真はお葬式の中心に飾られるばかりでなく、後世まで印象が残るものになるため、それにふさわしく、その人らしい写真を選びたいものです。

ただ、

○見栄えのいい写真がない・ちゃんと正面に写っていない
○逆光が入っている・ピンぼけしている
○そもそも写真を撮る機会が最近はなかなか……

などの理由から、その写真選びに苦労される方は多くみられます。

あまりにも写真がないため、仕方なく数十年前の写真を使用したり、運転免許証の写真を使わざるを得ないこともあります。
こうした事にならないために、遺影にしたい写真はきちんと決めておきましょう。
ちゃんとした写真が見つからないときは、写真屋さんで撮影するのも手です。
また葬儀社の開催するイベントでも、生前の遺影写真撮影会というものがあったりします。

三文判の印鑑

役所届けに使用します。
シヤチハタは使用することができないので注意が必要です。

お柩に入れたいもの

お棺にはお花の他に、思い出の品などもお入れすることができます。
お手紙や折り紙、いつも着ていた服、ご自身の御朱印帳を入れられる方もいらっしゃいます。

思い出の写真

遺影写真とは別に、式場内にお飾りしたりスライドショーで流す用の写真などがあると良いです。
ご親族が集まったときに思い出話をしたり、故人様らしい式場にすることができます。

家紋

お葬式に参列してくれた方へ感謝を示すため、受付の際に会葬礼状と呼ばれる書状を返礼品と共にお渡しします。
この礼状には家紋を印刷することが多いのですが、ぱっと言われても自分の家紋がどんなものかわからなかったりしますので、あらかじめ調べておくとスムーズです。

エンディングノート

故人様が終活していたのなら、エンディングノートを参考にするのは大切です。
故人様とご遺族様、送る側と送られる側で考えているお葬式が違うケースはよくあります。
エンディングノートには故人様のお好きだった食べ物や飲み物、音楽や趣味などを始め、お葬式に呼ぶ人・呼ばない人やその連絡先も書いてありますので、故人様の意志を尊重するのならノートを元にお葬式を考えていくのが一番です。

エンディングノートは一緒に人生を振り返るだけでなく、お葬式を考える上でも重宝します。
もしまだ書かれていないようでしたら、まずこれを書き始めることが準備の一歩として適切かもしれません。

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蜷川 顕太郎

蜷川 顕太郎

最後の刻も故人様らしく迎えられるように全身全霊を尽くします。

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