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葬儀を言い換えると

西田葬儀社の浅井です。

葬儀というニュアンスを言い換えるとどんな風になるか。ふと考えました。
お葬式。というと印象が変わるし、意味で考えると厳密には葬送儀礼式と告別式に分かれるものだし
人によって、また宗派によっては悲しい事ではあるけど、喜ばしい事として表現されることもあります。
長く頑張ったご長寿の方だから、神事においては神様になるのだから。と。

つい先日お手伝いさせていただいたご葬儀。
亡くなったおばあちゃんを、ご主人を始め、一人の息子さんと二人の娘さん、そしてそのご家族で送る家族葬でした。
終始にぎやかな雰囲気で、アットホームとはまさにこのこと。と体現されたご葬儀。
笑って送ってやりたいんだ。そう口々におっしゃっていたのを覚えています。
たくさんの孫に囲まれて騒がしいのが好きだったから。そんなご遺族の気持ちを宗教者の方も
長年の付き合いから察していただき、もちろん類を見ないほどあたたかな出棺となりました。
感謝を伝える場。送別会。回想式。色々と表現はあるでしょうし、
ご家族がなんと思われていたかは思いもよりませんが、仲の良い家族が、
同じく感謝を伝え、同じく涙を流し送られた事を、おばあちゃんも微笑んでいるのは私もなんとなく感じる所ではあります。

仲が良い。というのは相手を思いやることができるという事。
それだけで、そのご家族には安心することができます。

  • この記事を書いた人
浅井 真人

浅井 真人

一番大切な人とのお別れを、自信をもって満足していただくお手伝いさせて頂きます。

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