社員ブログ

名古屋の葬儀担当者の触れた物語 15

西田葬儀社の浅井です。
新型コロナウィルスの蔓延する今日この頃、医療従事者の方々ならびに
日々耐え忍ばれている方々におかれましては本当に労いの気持ちしかありません。お疲れ様です。

例えば、コンビニで。たとえば病院で。気遣いがいただけないことに憤りを覚えたとしても
このご時世、不休で頑張っているから気が立っているだろう。とか、
たくさんのストレスをぶつけられて、心身ともに疲弊しているのかもしれないな。と
配慮できる気持ちを持ちたいものです。

今日は社内での話。私の後輩は一人暮らしで頑張っている人が数名います。
年末年始にかけ、三人に声を掛けました。実家、帰るの?
たまたまかもしれませんが、三人ともが同じ答えでした。今年は帰りません。と。
当たり前かもしれませんが、意識の高さに嬉しく感じました。
もちろん帰省が悪ではありません。不要不急の本当の意味での判断は本人にしかわからないものです。
ですが、ストレスに見舞われ、視野が狭くなり自分の事しか考えられなくなりがちなこの頃。
かくも社会人としてまっすぐ考えている三人に頭がさがります。

もう一度言いますが、帰省が悪ではありません。今わの際に立ち会えないご遺族を何人も見てきたからこそ
いまだから帰省する人もいると思います。
ですが、不要不急と考え、我慢した私の後輩に喝采を。
私は、当たり前の事を、当たり前にできる人を尊敬します。

  • この記事を書いた人
浅井 真人

浅井 真人

一番大切な人とのお別れを、自信をもって満足していただくお手伝いさせて頂きます。

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