社員ブログ

委ねること  〜葬儀社社員日記〜

皆様こんにちは。西田葬儀社の蜷川です。
先日Twitterでも投稿しましたが、
上馬キリスト教会さんの「世界一ゆる〜い聖書教室」に行ってきました。
上馬キリスト教会さんといえばTwitterで大人気の教会で、
教会のアカウントとしては驚きの10万フォロワーを持っています。
ノンクリスチャンの方にとってもキリスト教の教えの内容をわかりやすく、
そして何より面白く紹介することで人気を集めています。
その講座も本当に笑いの絶えない90分間でした。
面白い今風の聖書解釈はもちろん、
本当に真面目なところは真面目に教えてくださり
とてもタメになりました。
その中の学びの一つが、タイトルの"委ねる"。
ノンクリスチャンである僕には馴染みのなかった言葉ですが
とても良い考え方だなと思いました。
例えば僕たちが日常で何かを成し遂げたいとき、
運命を司る神様がいたとしたら
"結果を成功させてください"と祈りたくなります。
しかしクリスチャンの考え方は違います。
"結果は御心に委ねます"と祈るようになります。
これは神様の御心に適えば成功しますし、適わなければ失敗してしまうことになります。
神様に委ねると、仮に成功したら神様に感謝できますし
失敗したとしても、それが"神様の御心"としてすんなり受け入れることができます。
もし委ねなかったら、悪い視点で見ると
成功したら自分の力だと驕り高ぶってしまい、
失敗したら落ち込んだり、その結果を恨んだり拒むようになります。
そして何より、悪い意味で結果に執着してしまうのです。
ですが要するに、神様に委ねることにより、どちらに転んでもプラスに転じるということです。
そもそも成功も失敗も、人間の物差しで測ったものが正しいとは決して言えません。
神様の視点で物事を見たときに、その時失敗した方が成功だったりします。
人生は誰でも、いろんな分かれ道があって、
合ってるか間違ってるかも分からないけれどとにかく道を選択し続けるものだと思います。
いろんな分かれ道を選ぶ中、後悔の念で本当はあっちへ行っておけばよかったと思うことはあっても、
自分はジグザグに不器用に進んできたと思っても、
後ろを振り返ってみると、実は一本の綺麗な真っすぐな道になっていることもあると思います。
そのとき意味は分からなくても、何年後か、何十年後かにきっと分かるときがきます。
分からないときは、僕たちはちっぽけな人間ですから、そのときいくら考えても決して分かりません。
考えても分からないときは、神様にお任せして、"委ねて"歩いていけばいいのです。
そんなことを、上馬キリスト教会さんのおかげで学べました。

  • この記事を書いた人
蜷川 顕太郎

蜷川 顕太郎

最後の刻も故人様らしく迎えられるように全身全霊を尽くします。

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