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”7つの習慣”の第2の習慣   ~葬儀社社員日記~ 

皆様こんにちは。西田葬儀社の蜷川です。
今日の話は「7つの習慣」。
皆様も本屋で1度は見たことがあるかもしれません。
全世界で3000万部売れた自己啓発本の超ベストセラーです。
なぜこんなに売れているかと言うと、著者のコビーさんは
約250年分の古今東西の自己啓発本を徹底的に読み漁ったそうで
その膨大な自己啓発本に書いてある本当に大切な真髄のみを抽出し
一冊の本にまとめあげたそうです。
だからこの一冊を読めば、言うなれば僕たちは250年分の知識を大事な部分だけ吸収できるのです。
人間が生きていく上で大切な7つの習慣について書いてあるのですが、
その中でも今回はその2つ目の話です。
テーマは人生の目的の見つけ方です。
皆様は、人生の目的はありますか?
例えば、大金持ちになりたいとか、ものすごく大きな家に住みたいとか、
100歳まで生きたいとか、世界旅行がしたいなど、人によって様々なものがあるでしょう。
けれどその目的は、本当に自分の人生でやりたいことなのでしょうか?
世の中で大成功した人が、必ずしも幸せを感じているとは限らないことはこれに影響しています。
本当の人生の目的を、自分が最もやりたいことを、今から一緒に見つけてみましょう。
では一度静かな環境を作って、想像してみてください。
外は晴れていて、春の陽気は麗らか、桜は少し散り始めています。
そんな中、あなたは、ある大切な人のお葬式に行くことになりました。
式場に行く前に、あなたは泣いている参列者とすれ違ったりもしました。
記帳して、香典を渡し、あなたは棺の小窓を開けてもらって
亡くなった人の顔を見ました。そこにいたのは、なんとあなた自身でした。
葬儀が始まりました。その途中で、弔辞が読まれる場面が来ました。
・・・・・さて、このとき、あなたは誰に弔辞を読んでほしくて、
そして最も大事なのはその人に「なんて言われたい」でしょうか?
コビー先生によると、「自分の葬儀の弔辞で言って欲しいこと」こそ、
自分が人生で本当にやりたいことらしいです。
「家族に愛情を注いでくれてありがとう」という人もいるでしょうし
「あなたがいたからいつも楽しかったよ」と言われたい人もいるかもしれません。
ここでポイントなのが、この弔辞で言われることは大抵、人との関わりによるものだそうです。
例えば「あなたの家はすごく大きくて羨ましかったです」「あなたはブランド物をたくさん持っていましたね」
とか弔辞で言われても、正直、実際嬉しくもなんともないことが分かるでしょう。
「え、そこ!?」て思うと思います。
だからこそ、自分の人生の最後に本当に言ってもらいたい弔辞を言ってもらえるように、
必要のないものには目をむける必要もなく、本当に大切にするべき人を大切にすることができます。
こうして終わりを考えることによって、今日から一番送りたい人生を送る始まりとなるのです。

  • この記事を書いた人
蜷川 顕太郎

蜷川 顕太郎

最後の刻も故人様らしく迎えられるように全身全霊を尽くします。

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