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葬祭ディレクターに聞いてみよう~葬儀と告別式とは違うもの?

こんにちは、西田葬儀社 メモリアルハウス平子 桜花の伊藤克美です。

まだまだ寒いですね。
今週末にもまた寒気が入り込んでくるとか、、、、
皆様、体調を崩さない様にお気をつけてくださいね。

さて、本日は儀式のお話しです。
一般的に葬儀をする日を「葬儀式」とか「告別式」と言われることが多いですね。
似たような言葉かと思いきや、本来はかなり違う儀式なのです。

「葬儀式」とは、とても宗教色の濃い儀式です。弔う儀式ですから導師による読経など、故人様がメインになります。
かたや「告別式」は別れを告げる儀式なので、焼香や献花、お柩のお花をお入れして、言葉をかけて、、、、など、どちらかというとご遺族や参列者がメインになります。
無宗教での葬儀の場合ですと、葬儀式とは表現しません。
「告別式」や「お別れ会」と表現します。

火葬の時間が決まっているなど、諸々の事情から「葬儀式」と「告別式」を一緒に行うことが多くなり、「葬儀告別式」と言われるようになりました。
最近では「式中初七日」という言葉もあるように、初七日のお経も一緒に読経される場合もあります。

「告別式」といえばある意味においては「通夜式」でも見受けられます。
「葬儀式」や「告別式」は火葬場の運営時間の関係上、日中です。多くのお仕事が日中に稼働しているので、夜、つまり「通夜式」に仕事終わりに参列してお別れする、葬儀には参列しない方々にとりましては、まさしく「告別式」です。

最後のお別れ。
悔いのないように、、、、
そんなお別れのお手伝いをしないといけないな、といつも思っています。

  • この記事を書いた人
伊藤 克美

伊藤 克美

「心から故人を偲んでいる」という、「遺族側の心」であり続けます。

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