名古屋の葬儀担当者の触れた何某12

西田葬儀社の浅井です。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、わたくし、1月末より少しの間病に伏せていました。
もちろん、こうやって文章をしたためているので、経過もよく仕事にも復帰させていただいています。
先に申し上げますが、今回のブログの内容は何かを批判するという類のものでは一切ありませんのであしからず。

療養中というのはとかくできることも少ないので、必然的にTVを見る機会も普段より増えました。
コメンテーターは物知り顔で批判をします。
管理はどうだったか。
どういうつもりだったのか。
こうすべきだったんですよ。
とか。
お仕事ですからね、当然といえば当然なので、否定とかはありません。今回はその「批判」について。

私達も、いえ、私も自分自身を顧みて批判の気持ちが湧く時が日々の暮らしの中にあるなと思います。
通勤退勤の車の往来、買い物に出かけた時の店員さんの態度、接する人の心無い言葉。
失敗を目にすれば叩かれるのがTVの中の出来事で仕事をしていても同じことはあると思います。

そんな中、仕事を通じて学んだことを思います。赦(ゆる)すということ。
いつだって自分に問いかければいいと思います。

俺がもし、あいつの立場だったら正しいことができたのか?
そこで、俺ならできた。と思えるなら、とことんまで批判してもいい。
ただ、同じ立場だったら同じようなものだったかもしれない。と感じるなら、批判をぐっと堪えるべきだと思います。

伊坂幸太郎氏の小説「首折り男の協奏曲」で上のセリフをみて、
弱い自分を戒めたいと思います。

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