式前の作法・マナー

なぜ「終活」が必要?遺された人や自分のためにやっておきたいこととは?

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「終活」と聞くとどんなイメージを浮かべますか?
なんとなくネガティブなイメージをしてしまい、避けてしまいがちではないでしょうか。

しかしお葬式は誰にも訪れるものであり、それがいつなのかはわかりません。
自分に今、もしものことがあった場合、あなたの大切な人が困ることはありませんか?
そしてもしもの時に、感謝の気持ちを残しておきたくはありませんか?

その為に今からできる「終活」について、詳しくお話していきます。

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なぜ終活が必要なのか?

亡くなった人は遺言などを残していない限り、亡くなった後のことについて意見を言うことは出来ません。
しかし、希望の葬儀の方法や財産の相続、大切なものが置いてある場所などを伝えておきたいと思いませんか?
また何も伝えないまま亡くなってしまった場合、遺された人は様々な手続きをしなければなりません。
その際にクレジットカードの暗証番号や、携帯電話のロックの解除など思わぬ所で手続きが大変になりますし、相続の問題で家族間にトラブルが起こっても困ります。
その為に終活を行っておくことが大切なのです。

終活としてやっておきたいこと

現在は終活を始める人も増え、エンディングノートも簡単に購入できるようになっています。
(西田葬儀社に資料請求や会館見学をしてくださった方にも、無料でオリジナルノートをプレゼントしています!)
エンディングノートには最低限でも以下のことを書いておくといいでしょう。

EDノートチェックリスト

・明確な身の回りの個人情報(クレジットカード・保険証券・預貯金・携帯電話など)
・もしも病気になってしまったら、延命治療はどうするのか(病名の告知はどうするか、臓器提供など)
・葬儀やお墓の形式(家族葬、一般葬、密葬など)

これだけでも明確にしておくと、もしもの時に周りの人は大変助かります。

「正直、抵抗感がある……」でも大切なこと

元気なうちから死後のことまでは考えたくはないかもしれません。
しかしこういった細かいこと、気が重くなることは、元気なうちでないと考えられません。

またエンディングノートには、ご家族へのメッセージなども自由に書くことができます。
普段は照れくさくて面と向かっては言えないことも、感謝の言葉として残しておけますので、自分のこれまでの人生を振り返り、整理できます。

「後悔しない人生のために、今からこれだけはやっておこう」と前向きになれるので、第2の人生のスタートを切るきっかけにもなります。
つまり終活は【終わり】ではなく、新たな【始まり】といえるでしょう。

自分のため、大切な人のためにも「終活」を行うことは大切なことです。

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蜷川 顕太郎

蜷川 顕太郎

最後の刻も故人様らしく迎えられるように全身全霊を尽くします。

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