葬儀担当者と、年末年始

あけまして おめでとう ございます。
西田葬儀社 メモリアルハウス平子 桜花の伊藤克美です。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、年末年始の慌ただしさも過ぎ去ろうとし、そろそろ日常が戻ってまいりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私達は年中稼働していますので、「儀式」としては特に何もない「仮通夜」や「ご安置」を含めますと、ほぼ毎日がお仕事です。
そんななか、伊藤の去年の最後のお仕事は八事の「興正寺」様からのご出棺でした。

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あと数時間もすると多くの方々が参拝にいらして、賑わうのでしょう。

そんな事を考えながら式場に入ると、
なんと、掛け軸が変更されていました!

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とても美しい日本画です。
歴史に弱い私ですら「藤原道真」公とわかりました。
私が撮る写真ではすばらしさが伝わらないとは思いますが、近づいてみましょう、、、、

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横に、説明書きがありましたので、そのまま書き記しますね。

「菅原道真公像    林雲鳳 筆
菅原道真は平安時代の貴族で、学者・漢詩人・政治家。
忠臣として名高く、右大臣にまで昇ったが、左大臣の謀略により太宰府へ左遷され、現地で没した。
その死後、天変地異が多発したことから丁重に祀られ、天満天神として信仰の対象となった。
現在は学問の神様として知られる。
林雲鳳は昭和期に活躍した日本画家で歴史画を得意とした」

ふむ、受験生はここにきてこのお軸を見ておかないと!!!
と思うのと同時に、「林雲鳳(はやし うんぽう)」さんの作品だった事にうれしく思いました。
以前、短冊に蓮の絵を描いたものを拝見し、とても感動をしたものです。
その蓮の絵は、売り物でもなく、また、作品集にも掲載されてなくがっかりしたものです。
また、とある有名人の方のおじいちゃまです。

それにしても、本当に、興正寺様にはお宝がいっぱい!
それがこんなに近くで拝見できるのは素晴らしいことです。
皆様、特に受験生の方は一度ご覧になってはいかがでしょうか。
早く行かないと、また変更をされてしまいますよ~

  • B!