名古屋の葬儀担当者の触れた何某4

西田葬儀社の浅井です。

突然ですが、皆さんは麻雀をしますか?
私は、まぁ、たしなむ程度に。
年の瀬、昔馴染みに久しぶりに顔を合わせて牌を摘まむのもいいものでした。
なので、今日は麻雀の話。

麻雀は各々配られた13枚の直方体を、1枚ずつもってきて1枚ずつ切って
いき、役を完成させ、あがりに向かっていくゲームです。

このゲームはよく人生に例えられます。
最初に配られる13枚に優劣もあれば、その後のもってくるものや、
切っていくもので結果が変わっていったり、他の人との関わりや、思惑、
我慢といったものが展開に影響していきます。

麻雀には「正着打」というものがあります。
いろいろと選択に迷う場面で、一番良い結果を導くであろう、選択肢
といっても過言ではありません。

そして、人生と似ていると言われる所以の一つに、この「正着打」が
必ずしも正解ではないということがあります。人に優しくしてみたつもりが
大きなおせっかいだったり。
状況を見て、これこそが「正着打」ということを行っても、あがれなかったり、
失点につながったりすることもままあります。

「正着打」を打ち続けることは難しいことです。そして仮に打ち続けたとしても、必ずしも結果に結びつくわけではありません。

勉強であったり、トレーニングであったり、練習であったり。
人生の中で人は自分が導きだした、「正着打」を打ち続けます。
例えば、それが報われなくとも。
報われるであろう未来を信じて。

私は報われないかもしれなくても「正着打」を打ち続ける人を素晴らしいと、
思いますし、自分もそうでありたいなと、日々の仕事の中や人との関わりの
中で思います。

「はじめの一歩」というボクシング漫画で、鴨川会長という名伯楽は言いました。

「努力した者が皆報われる訳ではない。しかし、報われた者は皆、
すべからく努力しておる」

2019年、皆さんはいくつの正着打を打てましたか?
2020年、皆さんの努力が報われることをお祈りしまして、令和元年のご挨拶とさせていただきます。

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