ヨイトマケの唄 ~葬儀社社員日記~

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[カテゴリー:スタッフ日記 ] | 2018年02月10日

皆様こんにちは。西田葬儀社の蜷川です。

 

今日の話は美輪明宏さんの名曲、「ヨイトマケの唄」です。

 

2012年の紅白歌合戦で美輪さんがこの曲を披露し、

 

そのときの視聴率はなんと45.4%を叩き出し、大いに話題になりました。

 

すごい名曲でありますが、僕は高校生のときに初めてこの曲を聴きましたが

 

曲のあまりにも強烈な個性に圧倒されて、なんだかよく分かりませんでした。

 

けれど今聴くと本当に素晴らしい名曲であり、日本の宝だなと思います。

 

 

 

曲名の「ヨイトマケ」とは、建設現場にて重量のある槌を、数人で滑車を用いて上下させる人たちのことで

 

主に日雇い労働者の方々のことを指します。

 

語源は重い綱を皆で引っ張るときに、「ヨイっと巻け」から来ていると言います。

 

この曲ほど、まるで痛みに感じるほどの強い家族愛を表現しているものはないと思います。

 

 

 

この曲に出てくる主人公の母親が、いわゆる「ヨイトマケ」で、家族のために

 

建設現場で男に交じって必死に働き続けます。

 

主人公は母親がヨイトマケであるために

 

学校のクラスで汚いとイジメを受けて

 

泣きながら家に帰り、大好きな母親に慰めてもらおうとします。

 

しかし母親の姿を見た瞬間に

 

一気にそんな気も失せ果てて、学校に引き返してしまいます。

 

 

母親がその事情を知ったらどれほど悲しむでしょうか。

 

それを想像したら、とても耐えられなかったのでしょう。

 

主人公は母親が働く光景を何度も何度も見ています。

 

真夏の灼熱の気温の中、大量の汗を流し

 

天に向かって声を上げて、ヨイトマケの唄を歌いながら、一生懸命に綱を引くその姿を。

 

 

 

 

時が経って、豊かで便利な社会になって、

 

建設現場では今は機械によって、いとも簡単に重いものを運ぶことができます。

 

主人公は就職して、エンジニアになりました。

 

成長して立派になって、何不自由のない暮らしをする主人公が、昔を思い起こすのです。

 

小さいときに聴いた、あの母親の唄を。ヨイトマケの唄を。

 

あの母親の唄があったからこそいつも頑張れたし、

 

変な道に踏み外さないで生きてこられたのかもしれません。

 

「どんなきれいな唄よりも  母ちゃんの唄こそ世界一」

 

「父ちゃんのためならエンヤコラ

 

子供のためならエンヤコラ」

 

人は大切な人のためなら、愛する家族ためなら

 

自分でも驚くくらいの力を発揮できるのかもしれません。


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